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Article06 「子どもとともに生きる弁護士の原点」
社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事長 坪井節子弁護士

「大丈夫。一緒に考えよう。ひとりぼっちじゃないんだよ。あなたは大切なひと。」
困難を抱える子どもたちのためのシェルターを運営するカリヨン子どもセンターのホームページに書かれた言葉です。そこには、創設者・坪井節子弁護士の想いが込められています。子どもたちに温かく寄り添い続ける坪井弁護士の原点に迫ります。(文/法テラス広報室)

ハイデガーが教えてくれた −人と人との向き合い方−

私、高校時代のあだ名は「ハッピー」でした。当時の友人に言わせると、幸せそうに見えたらしいです。でも、実は中身はネクラで、大学は文学部哲学科に入学して、ハイデガーの無神論的実存主義を勉強しました。ハイデガーは、「人間は存在の牧人である」と言っているのですが、牧人(羊飼い)は決して見守っているもの(羊)をこねくりまわしたりせず、その存在を見守り、外敵から守り、傷ついたら手当をします。人と人との向き合い方はそうあるべきだと学びました。

弁護士になろうと考えたきっかけは、本当に偶然です。私が大学生の頃は超就職氷河期で、哲学を学んでいる女子大生が就職先を見つけることは困難でした。そのころ付き合っていた今の夫が法学部で司法試験の勉強をしていて、「一緒に勉強すれば一緒にいる時間が長くなる!だったらやってみよう!!」と、軽い気持ちで勉強を始めました。

弁護士になってから最初の数年は小さな渉外事務所で働き、その後ひとりで小さな事務所を開きました。そして、東京弁護士会の子どもの人権救済センターの相談員になったことをきっかけに、子どもの問題に関わっていくことになりました。

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