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広報誌「ほうてらす」インタビュー

広報誌「ほうてらす」Vol.42(2018.3) インタビュー

スマホは便利、だけど人と人のつながりも大事

舞台やテレビだけでなく、芸術家として個展を開くなど幅広い分野で活躍されている片桐仁さん。ツイッターでもフォロワーが13万人を超える人気です。そんな片桐さんにとって、スマホはどんな存在なのか、片桐さんのスマホ時代の歩き方≠伺いました。

親子でスマホにどっぷり
片桐仁
「移動や待ち時間にゲームをしたり調べ物をしたり、雑誌やウェブの連載原稿の確認や、短い原稿を書いたりもします。プライベートでも仕事でもスマホは欠かせません」
 お子さんもスマホを使っているそうですね。
片桐仁
「息子が2人いるんですけど、スマホの使い方は悩ましいなぁと思います。LINEでいじめ…とまではいかないですが、もめ事が起きることはあるようです」
 また、こんなエピソードも…
片桐仁
「息子がゲームばかりやっていたので、試験前に一度、勉強に専念するために取り上げたことがあったんです。でも、実は友達の間で、LINEで問題を出し合ったり、わからないところを質問したりと試験勉強に関するやり取りがあったみたいで… 取り上げたせいで試験の結果がよくなかった、なんて言われたら困りますよね。遊びじゃない使い方もあるので、その辺りは悩ましいですね」
 SNSや検索だけでは得られないなにか≠ェあるのでは、とも感じるそうです。
片桐仁
「こういうことを言うと年寄り≠ニ笑われそうですけど… 検索で出た答えは、頭に残っていかないような気がするんです。知りたいことがわからないままずっと頭の片隅に残っていて、ある時、人からの話や本などからその謎≠ェ解ける。するとその答えだけでなく、それに付随したいくつかの知識や視点がワッとつながったりするんですよね。そういった知識の広がりというのは、検索では得られないような気がします」
大切なつながり
 片桐さんのツイッターは、フォロワーが13万人以上。多くのファンとのつながり≠持っています。
片桐仁
「自分はちょっとしたこと≠ニ思っていることでも、受け取る側にはいろいろな考えを持つ方がいるわけですから、そこは気を遣います。ツイッターを始めたきっかけは、個展の告知なんですが、告知だけだとフォロワーは増えない。そこにプライベートなおもしろネタ≠加えないと反応が薄いんです。家族やプライベートを大事にしたい部分は強くあるので、そこをどう線引きして出していくかが難しいです」
 ドラマ「99・9」ではパラリーガルの役で出演された片桐さん。演じてみていかがでしたか?
片桐仁
「パラリーガルは弁護士がスムーズに動けるよう手助けするのが仕事ですが、正直ドラマのお話がくるまでパラリーガル≠ニいう存在を知らなかったんです。法律の世界は専門用語がたくさんあって、言い慣れていないから台詞もすごく難しい。僕にはあまりなかったんですけど、弁護士役の皆さんは大変だったんじゃないかな(笑)」
 そんな中、最近、日常生活でも弁護士の存在を意識する機会があったそうです。
片桐仁
「近所でマンション建設が増えていて、建設会社が近隣の住民に工事のこととか説明してくれるのですが、こちらは素人なので、よくわからない。なのでどうしても対等に話ができないんです。そんな時建築士や弁護士といった、専門家とのつながりがあればなぁ≠ニ思います。困ったら相談できる相手がいるかどうかは、スマホの世界も日常の世界も同じで、すごく大切だと思うんです。自分自身が子どもや仲間から相談されるような人でありたいし、自分も何かあった時に相談できる相手を持っておきたい。そういう意味では、法テラスのこともしっかり覚えておきたいですね」

かたぎりじん/1973年生まれ。多摩美術大学卒業。2001年から舞台やテレビドラマ、映画などで活躍。アーティストの一面も持ち、ドラマ『99.9 刑事専門弁護士―SEASONU』でも前作に続き自作のスマホケースが登場している。
「共演の香川照之さんから『前回は魚だったから今回は昆虫』と言われたので、ナナホシキンカメムシのケースを作りました」と紹介してくださいました。

ゲスト:片桐仁さん
 

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