ホーム > お近くの法テラス(地方事務所一覧)  > 法テラス神奈川 > 法テラス神奈川からのメッセージ

法テラス神奈川からのメッセージ

「所長のあいさつ」

 日ごろ、私ども日本司法支援センター神奈川地方事務所(略称:「法テラス神奈川」)の活動に深いご理解とご協力を戴いておりますことに心から御礼申し上げます。
 さて、法テラス神奈川では、県民等の皆様方のために、生活上の法的な問題を抱えた場合にどこに相談をすればよいか、どんな解決方法があるかなどの情報を無料で提供する業務を行っています。法律に関係がありそうなことであれば、どんなことでもまたどなたでも無料で情報提供が受けられますので、まずは気軽にお電話してみてください。
 また、経済的に困っている場合には、弁護士や司法書士から無料で法律相談が受けられます。例えば、借金問題、家族・離婚問題、相続・遺言、高齢者・障がい者、労働問題(不当な解雇、パワハラ・セクハラなど)、家庭内暴力、犯罪被害、震災被害など、法律に関係があることであれば、あらゆる困りごとのご相談に応じています。そして、弁護士や司法書士に依頼する必要がある場合には、その費用等を立て替える「代理援助」業務も行っています。
 その他、刑事事件における国選弁護人等候補者の指名などを行う業務、難民認定、子ども、外国人などに対する法律援助など幅広く法的な支援業務を行っています。
 この法テラスは、国民の誰もが等しく法の支援が受けられる(Access to Justice)社会の実現のために国が設けた法人ですので、どうぞ安心してご相談ご利用下さい。
 ところで、「司法ソーシャルワーク」という言葉をご存じでしょうか。これは高齢者、障がい者、虐待されている児童など、自ら、あるいは自発的に弁護士等にアクセスすることが期待できない方々に対し、行政機関を含む福祉関係者や支援者と弁護士等が連携をし、総合的な生活支援をする手法のことです。例えば、判断能力が十分でない高齢者などの場合、自ら法的問題を抱えていることに気付いていなかったり、意思の疎通が困難などの理由から、進んで弁護士等の法律相談を求めることができませんでした。そのため、その状況が深刻化して初めて司法の場に出てくるのがこれまでの実態でした。
 そこで、このような実態の改善のために、昨年5月「法テラス」の活動範囲を広げる法改正がなされ、来年から実施されることになりました。
 具体的には、認知機能(判断能力)が十分でないために、自ら援助を求めることができない方に対する生活上必要な法律相談(資力のある方は有料)と、つきまとい等や児童虐待及び配偶者からの暴力といった特定の侵害行為の防止に必要な法律相談(資力のある方は有料)ができるようになになります。 そして、「認知機能が十分でない方」については、その「代理援助」の範囲も拡大されることになりました。こうした問題は、「法的問題だけを切り出して、それで解決すれば十分」というわけではありません。その方が抱えている法律問題を含む潜在的な諸々の問題を、これまで以上に、自治体、福祉機関・団体や弁護士会・司法書士会等と相互に協力し合いながら、総合的な問題解決につなげていく工夫が必要であろうと考えています。そこで、法テラス神奈川では、そうした活動も視野に入れて、今年度から法律関係者だけでなく福祉関係者の方も副所長として就任しています。
 ご関心のある方は、どうぞ法テラス神奈川までお尋ね下さい。
 最後に、こうした活動は、法テラス神奈川だけでできることではありません。神奈川県下の弁護士会・司法書士会等はもとより、裁判所・検察庁、神奈川県をはじめとする各自治体、福祉関係団体、その他多くの関連団体・関係者などのご尽力と緊密な連携によって成り立っております。
 今年度も、こうした関係機関・団体等のお力を借りながら、利用しやすく頼りがいのある、そして県民等の生活に欠かせないセーフティネットとしての役割を果すべく、職員一同力を合わせ努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2017年5月
日本司法支援センター神奈川地方事務所
所長 高橋理一郎

このページに関するアンケート

Q1:このページの情報は役に立ちましたか?

Q2:このページの情報は見つけやすかったですか?

Q3:ご意見があればお聞かせください。

[お願い]
寄せられた個別のご質問等についてはお答えいたしかねます。従って、個人情報は入力しないでください。