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【共同通信】 転ばぬ先の処法箋

キャッシュレス決済 悪質業者見分けよう 注文と違う商品、偽物も

 買い物はクレジットカードやプリペイドカード、パソコンがほとんどだ。現金を持ち歩く必要がないのがいい。
 でも先日、インターネット通販で靴を購入したら、注文と違う商品が届いた。返品希望を伝えても対応してもらえず、代金は引き落とされたままだ。友人は携帯電話会社を通じ代金を支払う方法で、ブランド品のバッグを注文したら偽物が届き、困っている。

イラスト:久保山 知里(共同通信社)

ネット通販は、商品を自宅で選べる上、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用できることも多い。営業時間の制約がある金融機関での振り込みに比べて便利だ。
 プリペイドカードは、クレジットカードより手軽だ。コンビニエンスストアでも購入でき、資力審査はない。カードの額面額まで使える。
 ただトラブルも増えており、「業者の指示に従ってプリペイドカードを購入し、手続きしたのに商品が届かない」といった事例が国民生活センターに報告されている。
 注文と違う商品が届いたら、購入客は注文品を送るよう請求できる。期日までに届かない場合、購入客は契約を解除し、手元の品を返して代金の返金を請求できる。
 しかし、再送依頼や返金に応じず、そのうち連絡が取れなくなる業者もいる。被害に遭ったら支払いを防ぐためカード会社にすぐ連絡する一方、消費者センターなどに相談したい。偽物が届いたりしたら詐欺の可能性もある。取引のサイト画面や、やりとりのメールを印刷し、警察に相談してはどうだろう。
 通販サイトでは、特定商取引法により、事業者の責任者名・所在地・電話番号などを記す必要がある。地番がない所在地や、連絡手段がフリーメールアドレスの場合は、連絡を取れるかきちんと調べよう。極端に安い商品や、日本語の表記が不自然な場合も要注意だ。後払い決済もできるか確認したい。いったん前払いをしてしまうと返金は困難だ。
 キャッシュレス決済は、商取引を活性化するし、移動手段が乏しい「買い物弱者」にとっても利用価値が高い。悪質な業者を見分ける目を養いたい。(監修・法テラス)

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