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法テラス岡山からのメッセージ

                               法テラス岡山   所長  平 井 昭 夫


 平成22年4月12日より、日本司法支援センター岡山地方事務所(略称:法テラス岡山)の所長を務めています弁護士の平井昭夫です。
 法テラスは、国民の司法へのアクセスが一層身近なものとなるように全国津々浦々に事務所を配置し、すべての人に法・正義への平等なアクセスを保障する場として、設置されました。法テラスという名称は、「法で社会を明るく照らしたい」「陽当たりのよいテラスのように皆様が安心できる場所にしたい」という思いから名付けられました。
 主に次の5つの仕事をしています。

1.情報提供業務
  トラブル解決のための相談場所や専門家へつなげる情報の提供

2.民事法律扶助業務
  資力の乏しい方のための法律相談を行い、裁判費用を立替えるなどの扶助業務

3.刑事国選弁護関連業務
  被疑者国選、被告人国選、国選付添人の弁護人候補を裁判所に推薦・指名する業務等

4.犯罪被害者支援業務
  犯罪被害者やその家族から要請があったとき弁護士を紹介するなど犯罪被害者の支援業務

5.司法過疎対策
  弁護士の少ない地域に弁護士を派遣するなど過疎地域の支援業務

 最近の厳しい経済環境の中で、弁護士・司法書士などの援助を必要とする法的トラブルが増えてきています。
 民事法律扶助に関しては、その入口である法律相談援助件数は、法テラス岡山においては開始した平成18年度以降年平均20パーセントの増加をみており、平成21年度は1899件(全国平均237,306件)で、今後も増加が見込まれます。代理援助の件数も相談援助件数の割合ほどではありませんが、増加する傾向にあります(後記の表1法律相談件数・援助開始決定件数の推移を参照下さい)。
 多重債務、交通事故、離婚などの法的トラブルの他、最近では雇用契約をめぐる紛争、DVや介護にまつわるもの、ホームレスになった人の権利回復等これまで法律扶助で扱われることが少なかった事例が法テラスに持ち込まれるようになり、セーフティネットとしての法テラスの役割、責任の重みを痛感しています。
 法テラス岡山は、法的悩みを抱えている人に対し、いつでも、どこでも、だれでも、解決するための相談窓口への案内人として、皆さまのご期待にお応えできるよう職員・関係者一同努めてまいります。
 皆さまにご支援いただきますと共に、岡山県、岡山市等の関係機関のご協力をよろしくお願いいたします。

   

表1  法律相談件数・援助開始決定数の推移                                      

 法律相談件数

 援助開始    決定数

 援助不開始   決定数(注3)

平成18年度(注2)

1,031(107,395)

838(65,073)

14(1,216)

平成19年度

1,232(147,430)

844(73,107)

12(1,219)

平成20年度

1,382(179,546)

832(85,543)

5(1,168)

平成21年度

1,899(237,306)

1,030(107,991)

11(1,087)


          注1 数字:岡山(全国合計)
          注2 平成18年度は4月〜9月まで扶助協会
             10月以降は法テラス
          注3 資力超過件数、勝訴見込みなし、その他の合計

 


表2 国選弁護事件受理件数

   被疑者

   被告人

平成18年10月〜同19年3月

50(3,436)

524(37,717)

平成19年4月〜同20年3月

69(6,775)

954(71,305)

平成20年4月〜同21年3月

98(7,415)

969(69,756)

平成21年4月〜同22年3月

920(61,857)

1,139(74,658)

          注 数字:岡山(全国合計)

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