ホーム > お近くの法テラス(地方事務所一覧)  > 法テラス岡山 > お知らせのバックナンバー > 法テラス岡山からのメッセージ

法テラス岡山からのメッセージ

法テラス岡山 所長 板野 次郎

 裁判の報道がないのは休日だけ、不祥事もしばしば伝えられます。国会ではいつもなにかの法案審議、組織はどこもコンプライアンス(法令遵守)優先をうたっています。

 日本の社会にはおびただしい数の法律があり、私たちの生活のすみずみまで法律が関係をもつようになっています。例えば結婚。「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」とありますから、一種の契約なのですが、結婚するときには深くは考えないでしょう。しかし「相互の協力」が物足りなかったり、「維持」が怪しくなると、が然「法的トラブル」になってきます。夫婦・親子や近所の付き合いはきもちよくありたいものですし、法を強く意識していた古代ローマでも「法は家庭に入らない」と言われていたようです。どの段階から「法的トラブル」として扱うかは人によって当然に違います。

 職場の関係は人間関係が大切ですが、雇用契約や監督署を意識しないわけにはいきませんから、法律のにおいが強くなります。税金、年金等のルールは法律そのものです。

 これだけ色々と法律があり、それを実行する機関があり、複雑な縄張りがあるとなると、ちょっと困ったことになったと思ったときに誰に相談したらいいのか迷ってしまいます。調子が悪いので開業医の先生に看てもらったら、大きな病院を紹介されることもあるし、気にし過ぎと笑われることもあるでしょう。私たちの「情報提供業務」はそんなところがあります。困り事が法律に関係があるのかどうか、あるとして解決に役立つ可能性のある相談場所や専門家はどこにいるのかをご案内します。

 法律相談であれば、私たちの事務所でも行っていますし、岡山弁護士会、岡山県司法書士会等の専門家の団体、あるいは関連する役所等でも受けることができます。その結果、解決のために専門家を頼んで裁判その他の手続きをすることになることもあります。私たちは、資力が十分でない方のため、法律相談、裁判費用の立替えるなどの「法律扶助業務」をおこなっています。

 法律でルールが決まっているといっても、なんでも思ったように解決できるわけではありません。治せない病気とは共生していくしかないし、トラブルにも似たようなものがあるでしょう。その場合でも、トラブルの正体を見極めておくことは有意義であるに違いありません。

 法テラス岡山は、有効な法律の知識や適切な専門家の援助があれば、不当に不利益を受けないで済む方にその機会を提供することが特に重要だと考えています。

 法テラス岡山は、悩みを抱えている人に対し、いつでも、どこでも、だれでも、解決するための相談窓口への案内人として、皆さまのご期待にお応えできるよう職員・関係者一同努めてまいります。

このページに関するアンケート

Q1:このページの情報は役に立ちましたか?

Q2:このページの情報は見つけやすかったですか?

Q3:ご意見があればお聞かせください。

[お願い]
寄せられた個別のご質問等についてはお答えいたしかねます。従って、個人情報は入力しないでください。