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保証
連帯保証人には、借りた人と同じ程度の責任があります。
- 連帯保証人には、どのような責任がありますか?
- 連帯保証人は、弁済期に主たる債務者が返済しないときは、直ちに全ての債務について返済する責任を負います。
- 連帯保証人は、主たる債務のみならず、主たる債務に関する利息・違約金
・損害賠償金も返済する責任を負います。
- 連帯保証も保証ですが、補充性がありませんので、「主たる債務者に先に請求せよ」とはいえません。
- 補充性とは、保証人は、主たる債務者が返済しない場合に、はじめて返済する責任を負うことをいいます。
- 借用証書が、強制執行をすることを承諾する文言の記載のある公正証書になっている場合には、債権者は、直ちに連帯保証人に強制執行することができます 。
- 連帯保証人には、催告・検索の抗弁権がありません。
- 催告の抗弁権とは、債権者が、主たる債務者に請求をせずに、いきなり保証人に対して請求してきたときに、債権者に対して、「まず主たる債務者に対して、返済を請求せよ」と言うことができる権利のことです。
- 検索の抗弁権とは、債権者が、主たる債務者に対して返済を催促をした後で、保証人に返済を請求してきた場合でも、主たる債務者に弁済の資力があること及び主たる債務者の財産に対する執行が容易であることを証明して、債権者に「先に主たる債務者の財産に執行せよ」と言うことができる権利のことです。
- 保証人になっている場合は、連帯保証人になる特約が付いているのが一般的です。
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