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お知らせ(2012年1月18日)

シンポジウム「多重債務から命を守るために」を開催しました。(平成23年11月26日)

法律専門職と精神保健医療福祉専門職の協働を考えるシンポジウム

法律専門職と精神保健福祉関係者の協働を目指して
シンポジウム「多重債務から命を守るために」を開催しました。

多重債務等の法律問題を抱えている方々の中には、うつ病に罹るなど、こころの状態が不安定になり、最悪の場合自殺に至ることもあります。

そこで、静岡県と日本司法支援センター静岡地方事務所の共催により、そのような方々が法律問題の解決のために法律家を訪れた際、法律問題の解決とともにこころのケアについても適切に関係機関が連携していくために、法律家と精神保健福祉関係者のネットワークを構築することを目指して本シンポジウムを開催しました。

基調講演では、ご自身もうつ病になり、闘病生活を送ったのち社会復帰を果たしたwatari氏が講演を行いました。

シンポジウム概要

開催日時 平成23年11月26日(土)13:30〜16:30
開催会場 もくせい会館 富士ホール(静岡市葵区鷹匠3−6−1)
開催内容
  • 基調講演
    自らのこころの病と債務整理の体験から、医療機関に求めること等
    講師:watari氏
  • パネルディスカッション
    弁護士、司法書士、精神科医、精神保健福祉士、講師watari氏等、それぞれの立場からの具体的な事例の発表により、今後の法律家と精神保健医療福祉専門職の連携のあり方について探っていく
事業主体
  • 静岡県
  • 日本司法支援センター静岡地方事務所

本シンポジウムへの満足度

大変参考になった 27名
参考になった 24名
あまり参考にならなかった 1名
今後の業務に役立てたい 7名
その他 1名
記載なし 5名
合計 65名

※「その他」とご回答いただいた機関からは「年一回でもよいので継続してほしい」とのご意見を頂きました。

シンポジウムについてのご意見・ご感想

基調講演

watari氏の基調講演について、さまざまなご意見を頂きましたが、その多くはwatari氏の実体験に基づいた、うつ病の現実や自殺が周囲に与える影響についての講演について、深く理解できたというものでした。

誰でもうつ病になりえるということ、うつ病の苦しみや気力の喪失によって行動することが困難になってしまうことなどについて大変参考になったということでした。

とくに、watari氏が言及した「マイペース、マイスペース、マイウェイ」の三つのキーワードと「温かな無関心」「本人が望んで出来ないことを手助けする」という点について、多くの皆様から共感を頂き、今後の業務や生活を行っていくにあたってご参考にしていきたいとのご意見が多くありました。

パネルディスカッション

パネルディスカッションについてさまざまなご意見を頂きましたが、多重債務者に対する、法律専門職と精神保健福祉専門職の連携について、それぞれ単独で自殺対策に取り組むことには限界があるため連携の強化を図ることが大変重要であり、今後もその継続的な努力が必要であるというご意見を多くの方々から頂きました。

また、法律専門職・精神保健福祉専門職それぞれの方がお互いに敷居の高さを感じていたが、このディスカッションを通じてお互いを知ることができ、身近になったと感じたとのご意見が複数ありました。

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