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法テラス東京法律事務所だより 2018年2月号

■四ツ谷のげんばから■

突然の請求があってもあわてないで

3件、ホットラインにお電話をいただきました。
  • 1件目 高齢のご本人Aさん宛てに突然、消費者金融会社から金銭請求が来た。ご本人によれば5年以上も支払っていなかったとのこと。
  • 2件目 10年以上も前から施設入所中のご本人Bさん宛てに請求書が来た。通知を見ると5年前に亡くなった父の数百万円の借金だった。Bさんは父の葬式には行っていたが借金のことはまったく知らなかった。父の財産をもらったこともない。
    • 3件目 生活保護受給者のご本人Cさん宛てに請求があった。10万円ほどだった。

債務整理は、自己破産以外にもいろいろな方法があります。
1件目は、もしかしたら5年の消滅時効にかかっているかもしれません。その場合、会社に対して時効の援用通知をするだけで済むかもしれません。
2件目は、家庭裁判所に対する相続放棄の手続で対応できるかもしれません。この手続は、Bさんが父の死を知ったときから原則として3か月以内である必要がありますが、事実関係によっては例外として今でも放棄できる場合があります。
3件目は、場合によっては、生活保護を受けているなどの事情を説明することで免除してもらえるかもしれません。
いずれもご本人たちが弁護士の法律相談を受けるべき、とご案内しました。突然の請求にも慌てず、ご本人たちが、いかなる法的対応が可能か、そのためには何が必要かなど、専門家のアドバイスを受けることができたなら、きっと安心できるのではと思います。
ホットラインはご本人にとって「ホッと」するための、重要なきっかけになると思います。いつもホットラインをかけて下さる皆様あってこその、ご本人の安心だと思います。

※ このお話は実例を参考にしたフィクションです。

■ホットラインご利用のご案内■

当事務所では、常勤弁護士が福祉・医療関係のお仕事をされている方々に※1電話情報提供サービスを行っています。ご本人を支援する業務のなかでお悩みのこと※2がございましたら、ぜひご利用ください(ご担当ケースにおけるご本人のお名前等をお話しいただく必要はございませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。)。

ご利用時間帯 平日10:00〜17:00
お問合せ先電話番号 0503383−0202
よくあるお問合せ 成年後見制度、相続・遺言、債務整理、生活困窮、離婚、賃貸借トラブル、消費者被害、法テラス利用方法など※3

  • ※1支援を受けておられるご本人からの直接のお電話には対応できません。ご本人からの直接のご相談につきましては、法テラス地方事務所にてご予約を承ります。お近くの法テラス地方事務所をお探しの場合はhttp://www.houterasu.or.jp/chihoujimusho/index.htmlをご参照ください。
  • ※2最終的にはご本人(被支援者様)のために、そのお悩みについて解決の道筋をつけることが目的です。支援者様や支援者様が所属する機関・団体の法務につきましては対応できませんので、予めご了承ください。
  • ※3ここに掲げたもの以外のお悩みでも、ご遠慮なくお問い合わせください。

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