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法テラス兵庫法律事務所を育てています~開所メンバーの数カ月史~

更新日:2021年8月30日

 JR神戸駅前、神戸クリスタルタワーの12階に法テラス兵庫法律事務所はあります。2020年10月10日に開所式があり、業務開始からもうすぐ1年を迎えます。

地域包括に行こう!
 私は、前々赴任地の函館で連携して多くの仕事をさせてもらったので、地域包括支援センター※1(以下「地域包括」と略します)の活動に強い信頼を寄せています。ですから、ここへ赴任した当初もぜひ地域包括にご挨拶に行きたいと思いました。その際、地域包括のお役に立つのではないかと、ご挨拶にあわせて「特定援助対象者法律相談援助」(以下「特定援助」)の制度を積極的に紹介することにしました。この特定援助の便利な点は、法的な問題を抱えながら、認知機能の低下などにより、相談者ご本人による法律相談の申込みが難しいとき、地域包括などが法テラスに出張法律相談の申入れができる点です(経済的に余裕のない方は無料。一定の収入・資産のある方も相談料の負担のみで利用できます)。
 次にどんな順番でご挨拶に回るか…。神戸市内だけで地域包括は70箇所以上あります。見かねた当事務所のもう1人の開所メンバーが、成年後見※2の相談が多いとか、虐待の相談が多いなど神戸市内の地域包括の特徴を調べてくれました。さらに、神戸市内は9区に分かれていますが、区単位で地域包括が一堂に集まる連絡会の存在も見つけてくれました。こうして私はいくつかの地域包括を訪問しつつ、区ごとの連絡会で特定援助の紹介をして回りました。

少しずつの変化
 結果として、特定援助に関心をもった地域包括からは、制度に関する問合せが届くようになりました。少しですが実際に特定援助の利用にもつながっています。事件を引き受けるまでには至らないことも多くありますが、特定援助の相談でご一緒した福祉職の方から「ご本人は私たちが1年間かけて話しても何も動けなかった。なのに、1度弁護士が来て話しただけで法的サービスを求められるようになった。」という言葉をいただけたことがありました。地域の大きな変化ではありません。でも、何かが少し変わりました。少しずつでも地域に良い変化を残していけるよう自分のできることをやり続け、法テラス兵庫法律事務所を育てています。


※1 地域包括支援センター:高齢者の色々な相談を受け、必要な支援につなげる等する機関です。
※2 成年後見:成年後見制度のこと。認知症、知的障害、精神障害等の理由で判断能力が不十分な方を支援し、保護するための制度です。

法テラス兵庫法律事務所
葛西 秀和 弁護士・社会福祉士
PROFILE
かさい ひでかず/2011年弁護士登録。神奈川県出身。あと6kg痩せられないことに悩みつつ,2児の父として家庭でも奮闘中。
法テラス兵庫法律事務所の開設メンバー。(男性が葛西弁護士)

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※掲載している所属やプロフィール情報は、令和3年8月時点のものであり、現在は異なっている場合があります。

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