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誰もが法にアクセスできる社会を目指し 法教育の輪を広げる取り組みを

更新日:2018年6月28日

刑務所から学校まで、様々な場所で活動

香川のスタ弁は、様々なところで法教育を行っています。その取組みのひとつとして、刑務所での「釈放前指導」があります。

イラスト:小池アミイゴ


 2週間に一度、高松刑務所に赴き、まもなく仮釈放を迎える受刑者を対象に、債務整理など出所後の生活で起きがちな困りごとを解決するための相談先として法テラスがあることや、法律で解決できるかわからない場合でも、適切な相談窓口を法テラスが案内していることなどについて講話をします。実際に、「釈放前指導」で法テラスを初めて知り、借金や生活保護等の相談で法テラスを頼ってくる出所者もいます。なかなか相談できずに抱え込んでしまった結果、再び犯罪に至ることがないよう、一人でも多くの人を救いたいと願って講話をしています。

 もうひとつが学生を対象にした法教育です。

 大学等では、法テラスの業務やスタ弁の活動等を紹介する業務説明が主になります。

 中高生対象には、香川のスタ弁が香川県弁護士会の子どもの権利及び法教育に関する委員会の委員とともに、様々な活動を行っています。

 例えば、高校生模擬裁判選手権に参加する高校に赴いて練習の指導をしたり、本番では生徒の引率等をしてバックアップをします。選手権は、実際の法廷で行われ、高校生が検察官役と弁護人役に分かれて、冒頭陳述、証人尋問、被告人質問、論告弁論を行います。白熱した議論に向けて練習にも力が入ります。

 また、中学一年生を対象に、トラブル防止や解決のための法的思考力、法的解決方法などを養うための出張授業「13歳の自律教室」を行いました。弁護士がどんなことが『いじめ』になり得るのか、その中には法に触れるものもあると伝えることで、子どもたちの気持ちも引き締まると好評でした。いじめや非行の問題は、絶えることがありません。法教育を通じて悩んでいる子どもたちが、親や先生、友人以外に相談できる弁護士という法律の専門家がいると知ることはとても大切です。

 法テラスが目指す「法で社会を照らす」ためには、大人・子どもを問わず、法教育の輪を拡げていくことが不可欠であると考えます。

PROFILE
おさだ・みえ/2012年弁護士登録。13年より現職。犯罪被害者支援にも携わる。最近うれしかったことは、退学になった高校生の事件を受任し、和解により復学、3月に無事卒業したと報告を受けたこと。


スタ弁(スタッフ弁護士)って?
全国各地にある法テラスの法律事務所等で働く弁護士です。
詳しくはスタッフ弁護士のページをご覧ください。
スタッフ弁護士になりたい!という方はスタッフ弁護士採用サイトをご確認ください。

※掲載している所属やプロフィール情報は、平成29年4月時点のものであり、現在は異なっている場合があります。

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