職員研修会にて業務説明を行いました。

　平成27年（2015年）11月4日（木曜日）、金沢保護観察所の職員研修の一環として、法テラスの業務の説明をさせていただきました。
　研修テーマ「保護観察対象者に対する処遇に資するもの」（保護観察対象者が被害者等の意向に配慮しながら、被害弁償の実行を行うに当たっての法的支援や手続き）に沿った講演を、弁護士・川畑大先生に行っていただき、その後、法テラスの情報提供業務と民事法律扶助業務について説明させていただき、利用の仕方や被害弁償の法的手続きを弁護士に依頼した場合に、いくら費用がかかるのか等ご案内をさせていただきました。
　被害者にとって、加害者や加害者の代理人弁護士は「モンスター」のように思われていることもあると、川畑先生のお話が始まり、賠償金を払う資力さえあれば、示談を成立させてよい訳ではなく、加害者の「反省」が不可欠であるといったお話が聞けました。
　予定時間よりもだいぶ長引いてしまいましたが、職員の皆様は最後まで熱心に耳を傾けておられました。