いじめ防止に関する講演会 第2弾 ~いじめと差別~ を実施しました
更新日:2017年8月28日
8月23日(水曜日)、金沢弁護士会館2階ホールにて、車いすバスケットボール男子U23日本代表(2017)であり、現役高校生でもある古崎倫太朗選手による講演会を実施しました。
日本代表ユニフォームを着た古崎選手が競技用車いすでさっそうと入場すると一斉に拍手が沸き起こりました。小学生から大人まで約80人が来場しました。子どもたちは古崎選手と年齢が近いこともあって親近感を持った様子でした。
初めに、「いじめ」について古崎選手に伺うと、「自分自身いじめを受けたことはないが、受けている友達がいたら体を張って止める、先生にも相談する。」とはっきりと答えました。子どもたちは古崎選手の言葉にしっかり耳を傾け、受け止めていました。
また、「差別」について、古崎選手自身の体験として電車に乗る際、段差を上るのを手伝ってほしいと駅員さんに頼んだけれど断られた時の話をしてくれました。その際は、友人の助けで電車に乗ることができたそうです。
その後、子どもたちは、古崎選手とバスケットボールをパスしたり、競技用車いすに体験乗車させてもらったりと、短い時間でしたが貴重な経験をしてもらえたと思います。
最後に古崎選手から子ども達へのメッセージとして「みんなのように歩けないだけで、何も違いはない、変に気を遣わずに普通に接してほしい、誰にでも他人と違うところがあるので、それを受け入れ尊敬することがいじめ防止に繋がる。」とも述べてくれました。
中日新聞のホームページにも講演会の様子を紹介する記事が掲載されています。