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法テラス鹿児島からのメッセージ

更新日:2015年4月15日

平成27年4月
日本司法支援センター鹿児島地方事務所
所長 鳥丸 真人

 4月に新年度がスタートし、法テラス鹿児島地方事務所の所長に就きました。よろしくお願いいたします。

 あまり知られていないかもしれませんが、4月10日は法テラスの日とされています。平成18年のこの日に日本司法支援センター(法テラス)が設立されたからです。

 法テラスは、生活上のトラブルや法的問題を抱えている人に解決のための情報提供を行い、弁護士や司法書士など法律専門家にあるいは関係機関につなぐ橋渡しをします。経済的な理由から弁護士などへの依頼をためらうことがないよう、法的紛争解決のための制度を利用しやすくするために、弁護士や司法書士の費用を立替える民事法律扶助があります。これには収入や財産など資力要件があり、法テラスが立替えた費用は、利用者の経済状況に応じて分割で返済していただきます。法律専門家に依頼するかどうか決める前に、法律相談をして助言を受けると有益です。弁護士の敷居が高いとか裁判費用が高いという不安を抱く必要はありません。

 法テラスの行う業務には、刑事事件の国選弁護人や少年事件の国選付添人に関する業務、犯罪被害者支援の業務もあります。日本弁護士連合会が行う法律援助事業も引き受けています。最近では平成25年12月から、被害者参加旅費等支給制度の運用が始まりました。詳しい内容については、ネットで検索できます。平成13年に歩み出した司法改革は着実に進められて来ました。

 法テラス鹿児島は、鹿児島市に地方事務所を置き、契約弁護士160名、契約司法書士153名を数えます。連携する鹿児島県内の関係機関も200を超えています。また、鹿屋市、指宿市、奄美市、徳之島の4か所に、法律事務所を置いています。どこにどう相談すればいいか分からないとき、法的な紛争解決を望むとき、まずは法テラスに電話してみてください。

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