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法テラス京都からのメッセージ

更新日:2024年1月22日

就任のご挨拶

日本司法支援センター京都地方事務所長

日下部 和弘


 令和5年4月から法テラス京都(日本司法支援センター京都地方事務所)の所長に就任いたしました弁護士の日下部和弘です。皆様、どうぞよろしくお願いします。
 私は、法テラスの担う業務のうち、一方の中心となる民事法律扶助業務を長年行っておりました法律扶助事業に携わり、法律扶助協会の最後の京都副支部長として、法テラスへの業務移管に関わっておりました。
 法テラスは、平成18年4月に設立され、同年10月から業務を開始しました。独立行政法人の枠組みを利用して組織されております公的な法人です。法テラスは、経済的な理由で司法的な救済を受けることが困難な皆様に、費用の立て替え等を通じて、地域の隅々まで法的サービスを行き渡らせ、迅速かつ手軽に法的サービスへと繋がることができることを目的として設立されました。
 その担当する業務は、具体的な法的紛争について裁判等の手続の費用を立替える民事法律扶助業務の外、皆様が抱える問題が法的トラブルなのか、そしてその解決にはどのような機関や組織があるのか等を案内する情報提供業務、刑事事件の被疑者や被告人の国選弁護人を指名したり報酬を支払う国選弁護関連業、犯罪被害者に寄り添い、刑事事件の被害者参加にも対応する弁護士を指名する犯罪被害者支援業務、法律専門家のいないもしくはごく少ない地域の皆様に司法サービスを提供する司法過疎地対策業務など、多岐にわたります。また大規模な災害が発生した際には、無料法律相談の実施など、臨時的な業務も行っています。
 私自身は、個別の法律相談や弁護士費用が立替えられた事件を代理人として担当するほか、法テラスの設立後は、民事法律扶助の審査委員長を10年近く務めておりました。
 もとより、法テラスの業務は、各自治体や弁護士会、司法書士会をはじめとする様々な関係機関の協力なしには実現できないものであり、関係機関の皆様には、常日頃から種々のご負担をおかけしているところですが、公平で公正な社会の基盤となるよりよき司法サービスの提供のため、今後も引き続き、皆様のご支援、関係機関の連携とご協力をお願い申し上げます。

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