【大阪・法教育イベント】第14回法テラス寄席が開催されました。
更新日:2023年1月24日
「第14回 法テラス寄席」トークの様子
法テラス寄席にご応募いただいた皆様と、笑いの渦とほーっといった感心に包まれた2時間を過ごしました。
レポート
林家 染ニさん「片棒」
生演奏によるお囃子と、染ニさん福丸さんの大迫力の落語、ハラハラドキドキの臨場感溢れる太神楽、笑いの渦とほーっといった感心に包まれた2時間を過ごしました。
最初に落語会で、
桂 福丸さん 河豚鍋
豊来家 一輝さん 太神楽
林家 染ニさん 片棒
の三演目を楽しんだ後、林家染ニさん、桂福丸さんと法テラス大阪の東出所長など弁護士が舞台に上がり、「片棒」をめぐって法律談義を繰り広げました。
「片棒」は、財産を誰に継がせようかと悩んでいる伊勢屋幸兵衛が、三人の息子に、「自分が死んだらどのような葬式を出すか」と問いかけるお話です。遺産の相続や遺言など「終活」を巡るトラブルの相談が増えており、「片棒」のような後見問題をどうすればよいかについて、和やかな雰囲気で談義が繰り広げられました。伊勢屋幸兵衛さんのような財産家でなくても、ささやかな家族の幸せを守るため、トラブルを防ぐには遺言書などの書面で意思を残すことが有益だというメッ セージを皆様がお持ち帰りいただいておりましたら幸いです。
タイトル
「第14回 法テラス寄席」
テーマ
法教育の一環として、一般市民を対象とし、法律に関わる落語と、そのうちの一題を取り上げたトークを観覧していただくことにより、日常的な問題に法的要素を含んでいることに気付いてもらい、「法律専門職や法制度の活用を促す」ことを目的とする。
実施日時と場所
令和4年11月22日(火曜日)18時30分から
大阪弁護士会館
共催いただいた大阪弁護士会からのコメント
閉会のあいさつにて「非常に楽しく、ためになる時間を過ごさせていただきました」と大阪弁護士会副会長である足立毅弁護士よりお言葉を頂戴いたしました。