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法テラス東京法律事務所だより 2019年3月号

更新日:2019年3月7日

四ツ谷のげんばから

3か月たってるからアウト?

精神科病院のソーシャルワーカーさんから,お電話を頂きました。

  • Aさんは,うつ病で通院をされています。
  • 最近になって,お父様(5年前にご逝去)の借金の請求書がAさん宛に届きました。
  • Aさんは,生前のお父様と仲違いをされていました。お父様が亡くなっていることは,5年前に知っていましたが,借金があることまでは知りませんでした。
  • Aさんがインターネットで調べたところ,「相続放棄をするのであれば,亡くなってから3か月以内に手続きをとらなければいけない」と書いてあったので,心配しています。

 
 ある人が亡くなったとき,その人の借金は,法律で定められた相続人の方に引き継がれます。ここで,相続人は,家庭裁判所で相続放棄という手続きをとれば,借金を引き継がずに済みます。この場合,相続人は,亡くなった方の借金を引き継がない代わりに,財産を引き継ぐこともできません。

 Aさんがインターネットで調べられたとおり,相続放棄の手続きは,相続の開始があったことを知ったときから3か月以内にしなければならないことになっています。しかし,亡くなってから3か月以上たっていても,相続放棄を受け付けてもらえることがあります。

 Aさんには,法テラスの法律相談窓口をご案内しました。Aさんは,お父様に借金があることをご存じなく,また,お父様の遺産を使ったりもしていらっしゃらなかったため,弁護士の援助を受けながら,最終的に,家庭裁判所で相続放棄の手続きをとることができました。

手続きをしっかりとることができて,Aさんは,具合もだいぶ良くなってきたとのことです。

※このお話は実例を参考にしたフィクションです。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。東京法律事務所だより3月号(PDF)(PDF:184KB)

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