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法テラス東京法律事務所だより 2019年11月号

更新日:2019年11月8日

四ツ谷のげんばから

「判決書を発掘しました」

地域包括支援センターの職員さんから、お電話をいただきました。

  • Aさん(80歳代・一人暮らし)は、認知症がかなり進んだ状態にありますが、介護保険サービスなどを受けながら、なんとか地域で生活をされています。
  • ある日、ホームヘルパーがAさん宅で掃除をしていたところ、ごみの山のなかから「特別送達」と書いてある簡易裁判所の封筒(未開封)を発見しました。
  • Aさんと一緒に中身を確認したところ、「Aさんが20年くらい前に借りた借金約100万円を支払え」という内容の判決書が入っていました。日付を確認すると、この判決は、約半年前に出されたものでした。
  • びっくりしたホームヘルパーは、さっそく地域包括支援センターに相談をし、地域包括支援センターから、法テラスのホットラインをご利用いただきした。

 Aさんは、身体能力的に外出が困難な状況にありました。そのため、法テラスの出張法律相談の制度を使ってAさんのお宅で民事法律扶助の法律相談を実施しました。

 裁判所の判決は、判決書を受け取ってから一定期間内に控訴しないと、その内容が確定してしまいます。しかしながら、Aさんの場合、認知症がかなり進んでいましたので、Aさんだけで裁判の手続きをすることは困難だったといえそうです。地域包括支援センターでも、かかりつけ医から「認知症の症状を裏付ける資料」を取得できるとのことでした。

 そのため、担当弁護士は、裁判手続きを再開してもらう「再審の訴え」を起こし、再開された裁判の中で消滅時効(一定期間経過した借金を消滅させる制度)の主張をしました。その結果、Aさんは、無事、借金を支払わなくてもよいこととなりました。
法的トラブルも早期発見・早期治療が大事です。ですが、「手遅れ」だと思われる状況になっていても、なんとかなることがあります。ぜひお気軽にホットラインをご利用ください。

 ※このお話は実例を参考にしたフィクションです。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。東京法律事務所だより11月号(PDF)(PDF:251KB)

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当事務所では、常勤弁護士が福祉・医療関係のお仕事をされている方々に(※1)電話情報提供サービスを行っています。ご本人を支援する業務のなかでお悩みのこと(※2)がございましたら、ぜひご利用ください(ご担当ケースにおけるご本人のお名前等をお話しいただく必要はございませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。)。


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※1 支援を受けておられるご本人からの直接のお電話には対応できません。ご本人からの直接のご相談につきましては、法テラス地方事務所にてご予約を承ります。お近くの法テラス地方事務所をお探しの場合はhttps://www.houterasu.or.jp/chihoujimusho/index.htmlをご参照ください。

※2 最終的にはご本人(被支援者様)のために、そのお悩みについて解決の道筋をつけることが目的です。支援者様や支援者様が所属する機関・団体の法務につきましては対応できませんので、予めご了承ください。

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