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Vol.50 佐藤 隆太さん

更新日:2020年12月10日

コロナ禍であらためて同じ場所にいることで起こる熱量や人のぬくもりの大切さに気づきました。

 明るく気さくな人柄と存在感のある演技でドラマ・映画・舞台、そしてバラエティと幅広く活躍中の佐藤隆太さん。コロナ禍で大きく変わった日常の中で、家族・仕事・自分について、感じたことや考えたことについて伺いました。

新型コロナウイルスでどんな生活の変化がありましたか?

 佐藤さん
 外出を控える日々が続いたので家族と過ごす時間が多くなりました。
 経験したことのない状況で、特に子どもたちは学校にも外にも行けないストレスがあったので、家の中で楽しめる遊びとか、一緒に料理を作ってみようとか、アイデアを出していろいろやっていました。そうした限られた中で何ができるかを試行錯誤するという意味では有意義な時間になりましたし、家族と過ごせる貴重な時間にもなりました。

仕事でいちばん影響があったことは何ですか?

 佐藤さん 
 やっぱり緊急事態宣言に伴い仕事が出来なくなってしまったことですね。そして、その直前まで撮影していて一旦中断となった作品が自粛期間明け再開した時に、果たして中断前と同じテンションでカメラの前に立てるかなという不安がありました。こんなに芝居をしない期間が続いたこともないですし、一つの作品で長期の間隔が空くという経験をしたこともなかったので。
 とにかく芝居感を早い段階で取り戻したいと思い、中断前までに撮影したシーンの映像を頂いたりして再開に向けて準備をしました。

仕事への考え方は変わりましたか?

 佐藤さん
 考え方というか、自分のことについて見つめ直す時間ができたので、今の仕事を続けることについて改めて考えたりしました。
 東日本大震災の時も考えましたけど、今は子どもが3人になって、この家族をずっと守っていく中で、僕が今いる位置とかやってることは間違ってないのかなって。この先どうなってしまうんだろうという中で、役者をやっていくことが自分個人だけじゃなく家族に対してもベストの選択なのかなっていうことを考えましたね。
 結局は、ずっと役者をやってきて今の自分にはこれしかできないなというのがあったので、この仕事を全うするべきなんだなというところに立ち返りました。

コロナ禍で「リモート」の機会が増えて感じたことはありますか?

 佐藤さん
 可能性は広がりますよね。でも僕個人としては、ライブが好きなんですよ。テレビでも、収録とはいえライブ感が面白いと思っているので、リモートを一回挟むことでテンポ感が失われるところはありますよね。いろんな人にすぐ番組に参加して盛り上げてもらえるのはとても良い点ですけど、やっぱり「同じ場所にいる力」って強いよねっていう。その場でしか感じ得ない熱量を僕はつい求めがちなので、早く以前のような仕事ができるようになってほしいなと思いますね。
 リモート飲み会も何回かやりましたけど、今まで頻繁に集まれなかったメンバーが簡単に集まれるのは便利ですごく良かったです。でもやってるうちに「やっぱり会いたいな」って。便利だなって思いつつ、同時に人のぬくもりの大切さを感じられるというか。それに気づけるのはいいですよね。どっちもいいバランスで使っていくことが今後必要なのかなって思います。

コロナ禍の中、気持ちを上向きにする秘訣はありますか?

 佐藤さん
 秘訣のようなものは全くないです。仕事も子育ても家事も、ただひたすら目の前にあることをやるしかないと思っているだけですね。
 僕自身が何でもどんと来いっていうタイプでは全くないんですよ。だからそういう方に憧れるんです。でも、大変だったり面倒だと思うことを、ちょっと角度を変えてアプローチするっていうのは心がけています。すごく簡単なことで言うと、子どもが片付けとか面倒くさがることをゲームっぽくやるとか、そういう日常にアイデアを落とし込んで楽しめる人間になりたいなとは思っています。

法テラスについてご存知でしたか?

 佐藤さん
 存じ上げなかったです。今まで大きなトラブルに遭ったことがないというのもありますが、いざそうなった時にどう対処したらいいかっていうのはやっぱり分からないと思うので、知った今はちょっとした安心感があります。まずはスッと話を聞いてもらえる場所というか、相談できる所の入り口を教えてもらったので、今はお守りを頂けたような安心感がありますね。

プロフィール

佐藤隆太さんの写真

佐藤 隆太/Ryuta Sato
1980年2月27日生まれ。東京都出身。
99年に宮本亜門演出のミュージカル『BOYS TIME』で舞台デビュー。テレビドラマで次々と話題作、注目作に出演し、連続ドラマ初主演作『ROOKIES』(TBS)で一気にブレイク。また、映画や舞台などでも活躍を続けている。近年の主な出演作品は、『今日も嫌がらせ弁当』、舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』、『スカーレット』(NHK)などがある。2021年1月には舞台『いまを生きる』再演を控えている。

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