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Vol.43 羽田 美智子さん

更新日:2018年8月28日

刑事、検察官、弁護士などいろいろな役を演じた経験は、世の中の仕組みを知る機会になりました

人気テレビドラマシリーズの刑事役を演じている羽田美智子さん。エレガントな雰囲気ながら、業界特有の難しい言葉が満載のセリフをすらすらと身につけて好演されています。こうした仕事を通じて、刑事裁判に関する知識も身近になったようです。

専門用語を理解して覚えたセリフが糧に

羽田美智子
「初めて刑事ものの役をいただいた当時は、難しい法律用語が詰まったセリフを覚えるのに四苦八苦していました。自分で調べたり人に聞いたりしてその言葉の意味を理解して、ようやくセリフを覚えていくプロセスが大変でしたね。経験を積むうちに、何とか自分のものになってきた感じです」

羽田さんはこれまで、刑事だけでなく検察官、弁護士、駐在所の警察官の妻なども演じた経験があるそうです。

羽田美智子
「それまでは何か事件が起きたらすべてお巡りさんがやるのだと思っていましたが、それぞれの役柄を演じたことで、刑事、検察官、弁護士それぞれの仕事や手続きの流れがわかるようになりました。刑事ドラマでは、正義とか真実を立証できる法の番人という設定が人気ですが、立場が上になるほど正義だけでは貫き通せないことがあり、それに苦しむ人間らしい部分を表現しなければいけないこともあります」

どんな役を演じるにしても、自分のこれまでの経験で得た知識や感情を活かすことができないかと工夫する羽田さんにとって、大きな影響を与えたのが弁護士をされていた伯父様だったそうです。

羽田美智子
「伯父は戦時中、大事な六法全書を背負って戦火を必死で逃れたそうです。小学生の頃、法廷に立つ伯父の姿を裁判所で見たことがありますが、実際に法廷の雰囲気を味わい、伯父がこういう世界で仕事をしているのだと感銘を受けたことを覚えています。女優になって弁護士役を演じる時、伯父の気持ちになり、伯父が長い間そういう仕事をしてきたことへの尊敬の念も感じながら演じました」

困った時は、まず相談を

そんな羽田さん、法テラスのことをご存知でした。

羽田美智子
「役所などで広報誌を見たことがあり、法テラスという名前と、困った時に相談できる所という知識は持っていました。一般の人は、何かあって困った時にどこへ相談したらよいかわからないし、『餅は餅屋』といいますが、専門家の先生に任せたほうがいいので、まず法テラスさんに相談するのがいいと思います。地域ごとにあるから助かりますよね」

羽田さんのお母様も法テラスを知っていらして、今回のインタビューのお仕事を「困った時に相談できる法テラスさんを多くの人に知ってもらえたらいいわね」と喜んでくださったとか。

羽田さんご自身は、日頃の生活において、安心のために心掛けていることはあるのでしょうか?

羽田美智子
「防犯のために、心配なことがあれば警察に相談するようにしています。実際、警察に連絡した時は『面倒がられるのでは』と不安に思っていたのですが、『情報をありがとうございます』と言っていただき、ほっとしました。結局それは何でもなかったのですが、日頃から『ひとりで抱え込まず、まずどこかに相談する』という心構えは大事だと思います。私はお仕事で地方に行くことも多いのですが、情報の連携プレーがとれている街は小さくても魅力的です。そんな街では、コミュニケーションが犯罪を防いでいる気がします」

羽田さんがレギュラーを務めるドラマ「おかしな刑事」シリーズでは、伊東四朗さんと親子役を演じています。その時のエピソードを話してくださいました。

羽田美智子
「犯人役の役者さんが伊東さんを前にすると泣いてしまうんです。演技の上でのことであっても、相手に善悪を問うというのは、その人の生き様を突きつけることであり、それに心が動いて、謝ったり、自分のやったことが間違いだったと吐露したりするのかと……。私もそんな人間力を演じられたらと思います」

これからもますます活躍が楽しみな素敵な女優さんです。

プロフィール

はだみちこ/茨城県出身。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。ドラマ「特捜9」(テレビ朝日)や「ひよっこ」(NHK)に出演。映画「この道」が2018年秋以降公開予定。著書に『羽田美智子が見つけた 沖縄 すてき、ひとめぐり。』(光文社)、『私のみつけた京都あるき』、『私のしあわせ京都あるき』(共に集英社)がある。

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