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沖縄のスタッフ弁護士

更新日:2019年2月28日

法テラス沖縄法律事務所


法テラス沖縄法律事務所は,沖縄県那覇市内にあるスタッフ弁護士の事務所です。車を少し走らせれば,思わず見とれる美しい青い海が広がり,1年を通して温暖な気候が続きます。沖縄そばやタコライスなど沖縄ならではの料理も堪能できます。
 

そんな沖縄に赴任するスタッフ弁護士の業務の8~9割は国選弁護事件が占めています。一般民事事件や家事事件もありますが,1日のほとんどは警察署での接見や事件関係者とのやり取り,裁判所の公判などに奔走しています。
裁判員裁判対象事件を受任することも多く,所属するスタッフ弁護士が担当した裁判員裁判の公判は過去10年間で合計50件を超えます。また,事実に争いのある事件もあり,残念ながら裁判所に主張が認められなかった事件もありますが,無罪となった事件もあって,最近2年間で所属するスタッフ弁護士が合計4件の無罪判決を獲得しています。
 

さて,昨年,刑事訴訟法改正により被疑者国選対象事件が拡大され,被疑者弁護の重要性がより高まっています。当事務所でも被疑者国選弁護事件を多く受任しており,依頼者の身柄解放のために積極的に活動しています。昨年は所属する3名の弁護士が勾留に対する準抗告の申立てを行い,合計14件で認容の判断を得ました。
 

認容された事案を罪名別でみますと,詐欺:1件,窃盗:1件,建造物侵入・窃盗:1件,建造物侵入:1件,傷害:2件,暴行:3件,道路交通法違反:5件となり,いずれも比較的軽微な罪名の事案が多いといえます。
無免許運転や酒気帯び運転などの道路交通法違反の事案が多いことは沖縄の特色かもしれません。
また,ほとんどの事案は選任後の初回接見の当日ないし翌日の申立てにより認容されています。弁護人の迅速な初動活動が重要といえるでしょう。
この他にも勾留延長や接見等禁止,保釈却下に対しても積極的に準抗告等の活動を行い,認容の決定を得ています。

法テラスは法務省所管の組織ということで,設立当初こそ,スタッフ弁護士は同じ法務省の検察庁との関係から積極的な刑事弁護ができないのではないかと指摘されたこともありますが,そんなことはありません。
何の気兼ねもなく依頼者のためにあらゆる弁護活動をすることができますし,それにより一定の成果をあげています。刑事弁護に熱意のある方は,スタッフ弁護士になることもいかがでしょうか。
 

青い海


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