留学制度
更新日:2020年2月10日
スタッフ弁護士の留学制度があるって本当!?
「本当です。」
日本弁護士連合会の「海外ロースクール推薦留学制度」を利用して留学する場合で、研究テーマが法テラスや常勤弁護士の職務に関するものであるなどの要件に該当すると、法テラス在籍のまま留学することができるという制度です。
日弁連の海外ロースクール推薦留学制度は、法の支配、司法アクセス、人権擁護、国際協力及び国際貢献といった公益的な活動に取り組んでいる弁護士のために実施しています。1997年のニューヨーク大学との協定締結からスタートし、現在では、アメリカ・イギリス・シンガポールの5つの大学と協定を締結しています。
大学によって形態は異なりますが、客員研究員又は法学修士(LL.M.)コースの学生として留学します。
法テラスからは、2006年の設立以降、既に3名のスタッフ弁護士が本制度を利用して留学しました。
現在(2020年2月10日現在)も1名がアメリカ合衆国カリフォルニア大学のバークレー校に客員研究員として留学しています。
留学した人たちは、それぞれ、高齢者・障がい者の支援や、受刑者の支援、司法過疎問題などをテーマにして研究し、その成果を日本国内での活動に生かしています。