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佐渡で育まれる確かな信頼関係

更新日:2019年9月3日

法テラス佐渡法律事務所 朝岡 周太郎 弁護士(69期)

  
佐渡事務所は、佐渡市の行政サービスセンターの中にあります。
事務所に設置されている内線電話機には、佐渡市の行政関係者からよく電話がかかってきます。
この電話で佐渡市の各部署や、社会福祉協議会等から、法律的な相談だけではなく、協議会や委員会への参加、講師派遣の要請をされることも多いです。
 
佐渡では、法テラスは関係機関から非常に信頼されていると感じています。
事務所の内線に電話がかかってくることが、そう感じる理由の一つです。
そしてそれは、これまで佐渡にいたスタッフ弁護士が、関係者らと協働しながら個別の事件対応を真摯に行い、結果として佐渡の司法サービスの一翼を担ってきたことに因るものだと思います。
特に、佐渡市社会福祉協議会が運営する「成年後見センター」では、当時のスタッフ弁護士であった水島俊彦弁護士が先頭に立って設立に関わっただけではなく、その後の運営についても歴代のスタッフ弁護士が深く関わってきました。
私も、センターの運営委員会、市民後見人を養成するための講座の講師、市民後見人に選任された方への研修や個別相談などを行ってきました。
その他に、佐渡市の環境対策課の依頼を受けて、「佐渡市空家等対策協議会」の協議員として、地元テレビに出演したこともあります。

私は、弁護士2年目で佐渡に一人で勤務することとなり、赴任当初は一般の事件対応の他に、これら関係機関からの相談、会議への参加、講師活動のあることがとてもプレッシャーでした。
しかし、今ではこういった活動を楽しむことができています。
これまでのスタッフ弁護士が長い時間をかけて得てきた信頼を、しっかりと後任の方に引継ぐこと。
簡単なようでいて、なかなか難しいと思う今日この頃です。

 
*写真の1枚目は、市民後見人養成講座での一幕。2枚目は、地元テレビに出演した際の映像です。  

以下フッタです
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