震災で家が壊れたため、アパートを借り、居住しています。契約書では、ペット禁止となっていますが、こっそり犬を飼っています。最近、大家にばれてしまい、ペット禁止の特約に違反しているので、契約を解除すると言われてしまいました。契約の解除は認められるのでしょうか。
更新日:2018年6月28日
ペット禁止特約自体は有効ですが、犬の鳴き声も小さく、排泄物や臭いなどにも気を遣って飼っているような場合には、契約解除が認められないこともありえるでしょう。
- ペット禁止特約自体は有効と考えられています。
- ただし、特約違反によりただちに賃貸借契約の解除が認められるわけではなく、賃貸人と賃借人との間の信頼関係が破壊されたか否かにより、解除が認められるかどうかが決まります。
- 信頼関係が破壊されたか否かは、ペットの鳴き声や臭い、排泄物などで、部屋に損害を与えたり、近隣住民に迷惑をかけているかなどの事情を総合して判断されることになると思われます。
- 詳しくは弁護士等の専門家に相談することをおすすめします。