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【新潟】糸魚川市で地方協議会を開催しました(令和6年11月19日)
【新潟】地方協議会の開催
法テラス新潟では、県域が広範に渡るため、毎年県内各地に場所を変えて地方協議会を行っています。本年度は、初めて糸魚川市で地方協議会を開催することができました。
会議には、市役所、市社会福祉協議会、地域包括支援センター、障害福祉施設等から、日々多くの市民から相談を受けていらっしゃる担当者のみなさま24名が参加されました。
会場となった糸魚川市民会館では、リアル参加のみなさまと法テラス新潟及び法テラス佐渡法律事務所をオンラインでつなぎ、ハイブリッド形式で進行しました。
協議会では、まず事務局から糸魚川市の民事法律扶助相談の状況を含めた法テラス新潟の概況について報告しました。
つぎに、糸魚川市を含む上越地域で活動されている見竹泰人弁護士から、市民相談担当者など支援者のための弁護士相談窓口である「弁護士・支援者ほっとライン」(新潟県弁護士会と法テラス新潟の共同事業)の利用方法・活用事例の紹介をしていただきました。
また、糸魚川市を中心に活動されている備酒貴也弁護士及び加藤賢太郎司法書士からは、それぞれ活動報告や関係機関との連携事例の紹介等をしていただきました。
後半では、事前に参加者から寄せられたお悩み事について、参加者と法テラス新潟の所長、副所長、法テラス佐渡のスタッフ弁護士による意見交換がなされました。多くのご意見やご質問をいただき、大変有意義な会となりました。
今後も地方協議会をはじめ情報提供や扶助業務をとおして、関係機関のみなさまとの連携を深めていきたいと考えています。
協議会開催にあたっては、糸魚川市役所の担当者のみなさまに大変ご尽力をいただきました。ここに厚くお礼申し上げます。
【参加者より寄せられた感想(一部ご紹介)】
●具体的な法テラスの活動内容や委任までの流れなどを聞けてよかった。また、情報提供業務として電話で相談できるということで「知りあいの弁護士がいなければ試しに利用してみては…」というお言葉をたいへん力強く感じた。法律相談を迷われている方に勧めてみようと思う。
●糸魚川にお住いの方は、困りごとを法律の専門家(特に弁護士)に相談するのはハードルが高いと感じている方が多いように思う。身近に相談できる機関として、法テラスがあることを周知していきたい。
●初めて参加させて頂き、リアルな部分が身近に感じることができ、大変勉強になった。
●虐待の判断基準等において関係者では、法律的にどう判断してよいか迷う場面が非常に多いので、虐待のケース会議や、虐待の内容等の相談に今後利用させていただきたい。
●具体的な事例のお話があり、イメージしてお話を理解できた。参加して良かった。
●法テラスで気軽に相談できるようになるためには、今回のような顔の見える関係づくりが必要だと思った。
