ドライバーMの「法テラス号」運行日誌・続”(第7回)

ドライバーMの運行日誌続3①

 

3月11日(火) 曇り時々晴れ  最高気温12℃/最低気温6℃

 こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。

 ひところと比べると今日は随分と温かく感じます。本日の目的地は「金沢地方・家庭裁判所 輪島支部」です。前回12月10日以来、3か月ぶりにお伺いすることになります。『広報わじま』3月号に相談会開催の告知記事を掲載いただくなど、輪島市さんの多大なご協力を得て開催することができました。

 さて、今回は土地境界の定め方に関するお尋ね、相続登記未了建物の公費解体と遺産分割協議に関するお尋ね、退所時の施設側からの費用請求の内容についてのお尋ねの3件のご相談がありました。

 ご利用いただいた皆様からは「次にどうすれば良いかわかった。満足。」「ちょっとスッキリしました。また次の機会も利用したいです。」と、お礼の言葉をいただきました。

 3か月ぶりの輪島市。裁判所の周りにも更地が多くなり、公費解体も着実に進んでいるのかなと感じました。被災した建物の解体・除却は復旧・復興への第一歩といえるのでしょうが、でも、それはそれでまた別の法律問題も発生してくるだろうとも感じます。本日いただいた中にも土地境界に関するご相談がありました。
 そうした意味では、むしろこれからが大切。必要な法的支援を確実にお届けし、復旧・復興に向けた歩みを少しでも支えなければ。輪島の街を走りながら、改めてそう思いました。

 さて、本日の走行距離は231km。「法テラス号」、お疲れさまでした。

 

□市内の商業施設内では「がんばろう!輪島朝市」の幟のもと、「出張輪島朝市」が開かれていました。(撮影地:輪島市)

出張輪島朝市

 

□香川県三豊市立仁尾中学校の皆さんから送られた応援メッセージが書かれた「土のう袋」が展示されていました。(撮影地:輪島市)

土のう袋

 

□市内には更地が目立ちました。ここからいよいよ復興が始まります。(撮影地:輪島市)

復興輪島