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高齢者・障がい者問題を生きる~後編~ 3

更新日:2018年6月28日

忙しい中でのストレス発散方法

スポーツ好きなんですよ。
スポーツが好きでしたけど、軍隊形式のクラブ活動は大嫌いでしたので、学生時代にクラブには属しませんでした。
その分、いろんなスポーツに手を出して、ゆっくり上達するのを楽しんでいます。

―珍しいですね。スポーツが好きで、学生時代クラブ活動していないというのは。

私が学生の頃には、軍隊式でやるという雰囲気が残っていました。
丸坊主にしないといけなかったり、理不尽なしごきがあったりというのが、我慢できませんでしたね。
そういうクラブ活動だと、学生時代クラブ活動を卒業するとそのスポーツをやめる人がいます。もったいないですよね。
スポーツは、ストレス解消にはもってこいのもので、私は一生やり続けるものだと思います。


テニス大会にて

―お時間はどのように作られるのでしょうか。

テニスは週二回を目標にしています。

―ボーリングもマイボールをお持ちとお聞きしましたが・・・

はい。ボーリングもしています。

―最高スコアはどれくらいなのでしょうか。

高校生の時が最初のピークで、ハウスボールで237を出しました。

―ほとんどストライクですね。

このときは、東京のボーリング場だったのですが、ストライクがどんどん出て後ろにギャラリーができてびっくりしました。
また、大学生になって司法試験の勉強中に、毎週日曜日朝8時から10時まで、2年間位、上野の池之端文化センターのボーリング場で開かれる定例会に、勉強仲間と2人で参加していました。


プロ並みの腕前を誇る
ボーリング

―司法試験勉強中にすごいですね。

その勉強仲間は私より一足早く司法試験に合格して裁判官になりました。池之端文化センターの専属プロの方にもアドバイスを受けたり、その方から使い古したボールを格安で譲ってもらったりもしました。

―タダじゃないんですね。

でも、やっぱりプロのボールでした。それで、252を出しました。これが最高です。

―すごいスコアですね。 いろんな才能をお持ちだったようですね。弁護士をされていなかったらプロスポーツ選手になっていたかもしれませんね。

252では、ま、あり得ないですが、関心が総花的なんでしょうね。総花的といえば、カラオケ大好き、囲碁も将棋も好きです。
弁護士を引退したら、囲碁に力をいれてやってみたいと思ってます。
そうそう将棋は仕事でも役に立っています。

―どんなかたちで役立っているのでしょうか。

言語によるコミュニケーションに障がいのある方が依頼者の事件がありました。話がうまくできないので、この方の知的能力が推し計れませんでした。この方が将棋を指すと知って、「一度対局してみよう」となりました。

―手ごわかったですか。

彼とは勝ったり負けたりで、おもしろかったです。1日1局でしたが、10数局したころで、あるとき私が負けたのが悔しくて、将棋の教本を買ってきて、勉強して、一つの戦法ばかりして私が勝つようになってしまいました。彼が将棋を指そうと言わなくなりました。しまったと思いましたが、まあしかたがない。でも、対局するなかで、彼との信頼関係というか、コミュニケーションが上手くいくようになりました。

―意外なところでお仕事に役立つことがあるんですね。


インタビュー中の寺垣所長(右)と大塚事務局長(左)


―本日は、長時間ご対応いただきまして、ありがとうございました。

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