東日本事業者再生支援機構が、債権買取りを決定するかどうかは、どのようにして決まるのですか。
更新日:2018年6月28日
東日本事業者再生支援機構が、債権買取りを行うにあたっては、支援基準によるものとされています。
- 支援基準のうちの、買取決定基準の具体的内容は、次のとおりです(概要)。
(1)買取りをすることができると見込まれるもの等の額が、必要債権額を満たしていること。
必要債権額とは、事業者の再生のために、金融機関等から債権買取の申込等が必要と認められる債権の額のことを言います。
(2)買取決定の対象となる買取申込み等をした関係金融機関等が回収等停止要請に反して回収等をしていないこと。
(3)買取価格は、支援決定に係る事業再生計画、被災地復興の見通し、再生支援を開始した後における対象事業者の経営状況の見通し、債権の担保の目的となっている財産の価格の見通し等を勘案した適正な時価を上回らない価格であること。
(4)買取決定時点においても、支援決定基準を満たすこと。
(5)支援決定までに、対象事業者が労働組合等と事業再生計画の内容等について話合いを行っていなかった場合には、当該話合いを行ったこと。 - 詳しくは、東日本大震災事業者再生支援機構(外部サイト)にご確認ください。