【福祉と司法のさらなる連携を目指して】

【福祉と司法のさらなる連携を目指して】

 
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法テラス東京法律事務所 太田 晃弘(57期)​

2021年7月2日、法テラス本部に、日ごろ高齢者支援の最前線で活躍されている新宿区高齢者支援課の皆様をお迎えして、法テラス東京法律事務所の太田晃弘弁護士とパネルディスカッションを行いました。

テーマは、「上手な法的支援の使い方」です。

今回のパネルディスカッションの様子は、全国の福祉関係者の皆様に向けて、後日、動画配信を予定しています。
全国各地で福祉と司法の連携が進む一つのきっかけになるとうれしいです。

*記事の内容は、掲載当時のものとなります。

 法テラス東京法律事務所のスタッフ弁護士は,新宿区内の地域包括支援センター(全11か所)を定期的に訪問しています。

また,これとあわせて,常時,電話やメールでの情報提供等を相互に行ったり,ご自宅や入院先への訪問をしたりしています。

こうすることで,様々な問題を抱えた高齢者のもとへ素早くアクセスし,法的課題を含めて問題の早期発見・早期治療ができるよう,日々,試行錯誤をしています。

 今回のディスカッションで,「相互に連携をする意義」を改めて確認できたように思います。

また,判断能力が低下しているケースを中心に,法的課題や生活課題が潜在化してしまっている案件は,まだまだたくさんあるんだということを改めて実感しました。

 よりよい実践が積み重ねられるよう,これからも努力をしたいと思います。

新宿区高齢者支援課の皆様方,どうもありがとうございました。

太田弁護士と新宿区高齢者支援課のみなさんの写真
太田弁護士(左)と新宿区高齢者支援課のみなさん(中央3名)。一番右は、監督を務めた鏑木弁護士です。

 

太田弁護士と新宿区高齢者支援課のみなさんの写真

公開日:2021.7.2