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ドライバーMの「法テラス号」運行日誌5~8
法テラス号運行日誌 5
1月23日(木) 雨時々くもり 最高気温9℃/最低気温3℃
こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。
今日は、金沢地方・家庭裁判所七尾支部駐車場にお邪魔して「法テラス号」相談会を開催しました。この時期としては比較的あたたかな一日でしたが、あいにくの空模様。傘を差してのご案内となりました。
今回は、被相続人名義の自宅家屋の公費解体等、被相続人の財産関係の整理と相続放棄の関係について詳しく知りたい、という方からのご相談がありました。50分ほどの相談の後、「わかりやすく教えていただきました。ありがとうございます。」とのお言葉をいただくことができました。
ところで、今日は兵庫県弁護士会と愛知県弁護士会に所属している弁護士さんがお越しくださり、相談を担当いただいたのですが、さらに兵庫県弁護士会イメージキャラクター「ヒマリオン」も駆けつけてくれました!
「法テラス号」相談会の取組みも、広く全国の関係者の皆様のご協力によって支えられていることを改めて感じます。本当にありがとうございます。
さらに今回のご寄付のお願いに対しましてもすでにとても多くの方々から温かいご支援をいただいております。おかげさまで目標額の90%を超えるところまで来ることができました。改めまして御礼申し上げます。
“能登に「法テラス号」を!” これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日の走行距離は159km。「法テラス号」、お疲れさまでした。
□あいにくの雨。傘をさしてのご案内となりました。
□兵庫県弁護士会イメージキャラクター「ヒマリオン」(ぬいぐるみ)も駆けつけてくれました!
法テラス号運行日誌 6
1月26日(日) 曇りときどき雨一時晴れ、最高気温8℃/最低気温1℃
こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。
今日は七尾市地域支え合いセンター(七尾市社会福祉協議会)さんご企画の「専門家による合同相談会」にお声がけいただき、東湊地区コミュニティセンターにうかがいました。
曇りときどき雨、時折晴れ間ものぞく、という目まぐるしく変わる空模様の一日でした。
七尾市地域支え合いセンター(七尾市社会福祉協議会)さんでは、昨年11月から「専門家による合同相談会」を実施、3月末までに七尾市内のすべての地域コミュニティセンターで相談会を開催する計画をしておられます。
「専門家による合同相談会」なので、弁護士のほか、建築士やファイナンシャルプランナーの方等、各分野の専門家にワンストップで相談することができます。今日も、弁護士への相談の後、続いて建築士さんに相談される方がいらっしゃいました。
「令和6年能登半島地震」「令和6年奥能登豪雨」のような大規模災害では、生活の基盤全般に一斉に大きなダメージを受ける場合があります。今回のように、様々な分野の専門家にワンストップで相談できる場があることは非常に有意義だと感じます。これからも「法テラス号」の取組を通じて、その一翼を担うことができれば、と願っています。
“能登に「法テラス号」を!” ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日の走行距離は177km。「法テラス号」、お疲れさまでした。
□日が差してきたので車内換気(撮影地:七尾市)。
□途中休憩した「道の駅」の千里浜砂像。不思議な魅力が(撮影地:羽咋市)。
法テラス号運行日誌 7
2月6日(木) 大雪 最高気温2℃/最低気温-1℃
こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。
「今シーズン最強寒波到来」との予報どおり、大雪になりました。これだけの雪はこの冬初めて。金沢市内の駐車場の「法テラス号」も雪に包まれてしまっていました。
「冷たいだろう。ごめんな。いますぐ退けてやっからな!」。心の中で声を掛け、雪をかき分け、進路を確保。本日の開催地、金沢地方・家庭裁判所七尾支部に向かいます。
七尾市に入ると一層激しく横なぐりの雪が降りつけるようになり、緊張も高まります。本連載の「番外編」としてご紹介した“「法テラス号」の冬備え”にも支えられながら、気を引き締めてハンドルを握り直しました。
ですが、それも一瞬のこと。このような天候の中であっても道路管理に当たってくださる皆様のご対応は万全で、いつもどおり走行できる状態が保たれており、一安心。無事に会場へ到着し、予定どおり相談会をスタートすることができました。
お越しくださった70代の方は、ご相談の後に「ありがとうございました。難問が解決しました。また、困ったことがあれば「法テラス号」相談を利用したいです。」とお話しくださいました。
この寒空の下、お困りごとを抱え、法的支援を、「法テラス号」を待ちわびていてくださったんだ。そしていま、心からほっとしていらっしゃる。
改めて「法テラス号」の取組、そして被災者の方々に必要な法的支援を確実にお届けすることへの使命感が「最強寒波」を跳ね返すほどホットに湧き上がるのを憶えます。
この「法テラス号」の取組はご寄付によって支えられています。まだまだ法的支援が必要な被災地・被災者の方々がいらっしゃいます。そして自然災害は全国いつどこでも発生する可能性があります。「法テラス号」が、皆さんのもとへ迅速に駆けつけて少しでも多くの方の困りごとを支援できるよう、引き続きのご寄付での応援をぜひお願いいたします。
さて、本日の走行距離は159km。「法テラス号」、お疲れさまでした。
□前日にも除雪したのに一晩でこの状態に。いま退けてやっからな。(撮影地:金沢市)。
□途中休憩した「道の駅」。「負けないぞ!!」の思いを共にします(撮影地:七尾市)。
□同じく「道の駅」。ここだけは春爛漫。(撮影地:七尾市)
□寒空の下でも「法テラス号」をお待ちの方がいる。頑張らねば。(撮影地:七尾市)
法テラス号運行日誌 8
2月13日(木) 霧雨 最高気温9℃/最低気温1℃
こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。
「最強寒波」が去り、金沢市内は霧雨が降っています。積雪もだいぶ融けてきました。
さて、昨年12月16日から行ってまいりました私たち「法テラス」のクラウドファンディングもいよいよ最終日を迎えようとしています。
この間、100名を超える皆様から、目標だった300万円を大きく超え、350万円を上回るご寄付をいただいております。本当にありがとうございます。
また、寄せられた「応援メッセージ」の数々。とても励まされます。やっぱり、自分が関わっている「法テラス号」の取組に直接触れてくださる例えば次のようなメッセージ。殊の外にうれしく、心強く感じました。
「法テラス号、応援しています!雪道は気を付けて。」
「法テラス号、頑張ってください。応援しています!」
「災害での法テラスの活動を応援しています!」
「能登への法的支援を応援しています!」
うれしさのあまり、お返事の代わりに“「法テラス号」の冬支度“についてご紹介させていただいたりもしました。
私事にわたり恐縮ですが、輪島に住む私の親戚も被災しました。いまは「みなし仮設住宅」で暮らしています。変わり果てた輪島の街の様子を見ると、復興への道のりはまだまだ長いものになると痛感します。そして「少しでも前に進もうとされる方々のお力になりたい」という思いが溢れてきます。
もちろん大変なこともあるのですが、それでも「法テラス号」無料相談会をはじめとして、法テラスで働き、令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨の被災者支援の取組に携わることができることに、本当にやりがいを感じています。
加えて、今回のクラウドファンディングの取組では、多くの方々が私たちの取組を支持し、応援しているということを具体的にお示しくださったもの、と受け止めています。これほど心強いことはありません。
まだまだ長い復興への道のり、今後も継続的に法テラスをご支援いただける方には、是非とも「法テラス応援団」(年会費制)にもご加入いただき、今後とも私どもをお支え願えましたら大変ありがたく存じます。
ドライバーとして、これからも安全運行に細心の注意を払いつつ「法テラス号」の取組を進めてまいります。皆様から託されたご寄付を大切に使わせていただき、被災者の方々に必要な法的支援を確実にお届けするよう、努力してまいります。
□自家製 “「法テラス号」カレンダー” を手に。ご支援本当にありがとうございます!