ドライバーMの「法テラス号」運行日誌(令和7年度第4回)

ドライバーM4-1

~6月の運行より~

令和7年6月18日(水) やや曇り 最高気温27℃/最低気温20℃

 こんにちは。「法テラス号」ドライバーのM・2号です。

 今日は、いつものMに代わり、私M・2号(法テラスの常勤弁護士)が、「法テラス号」ドライバーと、法律相談の担当弁護士を兼ねて出動です。

 輪島市内の仮設住宅に併設された交流スペース「まちのの間」における相談会に、「法テラス号」を呼んでいただきました。

 輪島市町野町という、能登半島の北側でもともと千枚田の有名なところでしたが、海岸が隆起し、海岸沿いにしかなかった道路は山崩れであちこち寸断され、最後まで孤立していた地域です。

 隆起した海岸に覆いかぶさった山崩れ土石の上に、車のすれ違いは困難だけれども待避所を使えば何とかすれ違える緊急道を作って、輪島市街と道路を繋いでいます。

 元からの道路を何とか使っているところでは、道路まで迫っている倒木交じりの土石にコンクリートを吹き付けただけで止めている箇所もありました。

山並み

会場の背後の山並にはがけ崩れの跡が残り、近くの川岸にはびっしりとフレコン土嚢が積まれていました。

 

 「まちのの間」は、輪島市が展開するコミュニティ支援「よっていかん家(け)」の一環として、2025年5月に東大野プール駐車場内にオープンした新たな交流拠点です。

 

よっていかん家

 

 町野町のみなさんが立ち寄るこのサロンのような場所で、気軽に弁護士と話をしてみてもらえれば、という趣旨で企画された相談会。

 私のほかにもう1名の弁護士と相談を担当しましたが、彼自身も輪島において被災した弁護士でした。

 

チラシ

 

 今日は、相続、公費解体、固定資産税のことなどのご相談がありました。

 

まちのの間内

スタッフのみなさんにより心のこもったセッティングがなされた「まちのの間」内。

 

 

まちのの間内からみえる法テラス号

「まちのの間」内から見える「法テラス号」。

 

 

 「まちのの間」において、私たちも憩わせていただき、今日の相談会も無事に終了、帰りの「法テラス号」運転も事故なく金沢まで辿り着き、走行距離は270kmとなりました。

 「法テラス号」、今日もお疲れ様でした!