ドライバーMの「法テラス号」運行日誌・続”(第1回)

ドライバーM続1

2月20日(木) 曇り時々雪一時晴れ  最高気温4℃/最低気温−2℃

 

こんにちは。「法テラス号」ドライバーのMです。

「最強寒波」が去ってホッとしたのもつかの間。またもや強い寒気が南下、天皇誕生日を挟む三連休まで、一週間ほど居座る見込みとのことで、今度は「最長寒波」とも報じられています。金沢市内も雪が降り続いており、「法テラス号」はまたもや雪に包まれてしまっていました。

さっそく以前ご紹介した手順で除雪に取りかかり、出庫のための進路を確保。本日の会場である金沢地方・家庭裁判所 七尾支部へ向け出発します。

 

ドライバーMの「法テラス号」運行日誌(番外編2)「法テラス号」の雪下ろし

 

 

 先日の「最強寒波」のときは、七尾市内に入ると激しく横なぐりの雪が降りつけるようになり、緊張したのですが、今回は七尾市の方が金沢よりも雪が少なく感じられました。風向きや地形の影響によるものでしょうか。

 

 今回も途中の「道の駅」で休憩しました。ここには「負けないぞ‼ 七尾‼ みんなで支えよう能登半島」の横断幕が張られています。見るたびに私も「よしっ!」という気持ちになり、力が湧いてくるように感じます。

 

 会場に無事到着すると空模様は一転、爽やかな青空が広がっていました。

 本日いただいたご相談には70代の方から「自宅の被害程度について“半壊”と判断されたが、そうなのか疑問がある。どうしたらよいか。」といったものもありました。罹災証明など、関係制度について詳しく説明があった上で、具体的には自宅の被害状況からはどう評価されるべきものなのか等を建築士に相談する必要があること、2月23日(日)に建築士も参加する「専門家による合同無料相談会」が七尾市内で開催される予定なので、例えばそれを利用してはどうか、といった助言を受けたとのこと。「詳しく丁寧に教えていただいて助かりました。本日はありがとうございました。」と御礼の言葉をいただきました。

 被災者支援において法律相談には、状況や課題を整理して対応の方針を示し、必要な支援を洗い出して、行政や各種専門職などの支援者間の役割分担を明確にする機能があり、その結果、迅速かつスムーズな課題解決・状況の改善につながるとともに、解決への道筋を示すことは明日への希望を示すことでもある、などと言われるのですが、まさにそのとおりだな、と感じました。

 

「負けないぞ‼ 七尾‼ みんなで支えよう能登半島」。改めて横断幕に書かれたメッセージを胸に刻み、これからも頑張ろうと誓って帰路につきました。

 

 さて、本日の走行距離は159km。「法テラス号」、お疲れさまでした。

 

 

 

□ 「最長寒波」による雪で、またもやこの状態に。(撮影地:金沢市)

 

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□ 今回も「道の駅」で休憩。この横断幕に力をもらっています!(撮影地:七尾市)

 

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□ 会場では一転、爽やかな青空も広がってきました(撮影地:七尾市)

 

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