よくある相談

借用書を作らずに、友人にお金を貸しました。このような契約は無効ですか。

有効です。金銭の貸し借りについての契約(金銭消費貸借契約)は、書面を作成していなくても成立します。

もっとも、契約後において、借主が貸金を返還しない、または契約そのものを否定するなどの問題が生じた場合には、お金を取り戻すために、契約が成立したことの証拠が必要となります。その際に、借用書は有力な証拠となりますので、金銭消費貸借契約を行う際には、借用書を作成した方がよいでしょう。