このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイト内検索
本文ここから

スタッフ弁護士同士で司法ソーシャルワークを学ぶ

更新日:2019年6月4日

法テラス八戸法律事務所 植田 高史 弁護士(新63期)

実務トレーニー・トレーナー研修制度

弁護士2名


スタッフ弁護士が、互いの法テラスの別の法律事務所に数週間滞在し、その事務所の実践を学ぶという研修制度があります。実務トレーニー・トレーナー研修です。

法テラス八戸では、昨年法テラス栃木の鈴木彩葉スタッフ弁護士を実務トレーニーとして迎えました。鈴木弁護士が、他の事務所での実践に学ぶことを希望したためです。

この研修では、迎え入れる側にも大きな学びがあります。法テラス八戸で力を入れている司法ソーシャルワーク(自治体、福祉機関,医療機関などの関係機関と連携して、さまざまな課題を抱えていらっしゃる依頼者の総合的問題解決の取組み)について、トレーニーである鈴木弁護士から数多くの助言をもらい、改善へのきっかけとすることができました。また、新しい視点から、活動を客観的に捉え直すことで気付くこともあります。「研修の2週間に会った関係機関の方が30名を超えていた」との鈴木トレーニーからの指摘は、予定をこなすのに精一杯で筆者自身が意識化できていなかった活動の広がりを気付かせてくれるものでした。

法テラス八戸では、充実した司法ソーシャルワーク活動をすべく奮闘していますが、実はこの取組自体、筆者(植田)が平成28年にトレーニーとして学んだ法テラス千葉法律事務所の実践を大いに参考にさせてもらったものです。

仲間同士が行き来をし、スキルや実践を共有して高め合う実務トレーニー・トレーナー研修で、これからも経験や志を分かち合ってしていけるとよいと思います。

以下フッタです
ページの先頭へ