犯罪の被害にあわれた方へー被害内容の利用例(ストーカー)

被害内容に応じた制度の利用例

ストーカー

以下で紹介する事例のほか、
次のような被害でお悩みの方も
同じようにご利用いただけます。

元交際相手から…

  • いつも見ている、という内容の手紙が届く
  • 無言電話・大量のメッセージが来る
  • 職場の前で待ち伏せされる
  • わいせつな写真を送りつけられる
  • 汚物などの不快なものを送ってくる
  • メールや電話連絡、会うことを強要される

Dさんの事例

元交際相手から復縁を求められ、昼夜を問わず何度も着信があったり、一日に数十件~数百件のメールが送られてきたりします。

職場の前で待ち伏せされたこともあり、いつか危害を加えられるのではないかと怖くてたまりません。

1情報を知る

Dさん

警察に相談するときはどんな書類を準備すればよいでしょうか?

また、安全が確認できるまで、一時的に避難できる場所はありますか?

オペレーター
(職員)

身の危険などを感じる場合、まずは早急に警察に相談してください。

避難できる場所を探したい場合、お住いのお近くの相談可能な窓口を法テラスが一緒にお探しします。

※犯罪被害者支援ダイヤルにお電話いただいた場合、必要に応じて、お近くの法テラスに取り次ぎます。

Dさん

これまでの着信履歴やメールの内容を保存・整理して、最寄りの警察署に相談に行きました。

警察で援助を受けたい旨の申し出や加害者に警告してほしいと申し出たところ、まずは加害者に対して警告をしてくれることとなりました。

また、
報復が怖かったので紹介された婦人保護施設に相談したところ、転居先が決まるまでの期間、避難できることになりました。

2弁護士に相談する

Dさん

相手方は、警察からの警告直後はおとなしかったものの、再び共通の知人にしつこく居場所を聞いたり、見つけ出して危害を加えることをほのめかすような発言を繰り返しているようです。

逮捕してほしい気持ちはありますが、報復が怖いので、被害届を提出すべきかどうか悩んでいます。

法テラス職員

このような疑問がある場合、ぜひ一度弁護士に相談してみることをお勧めします。
法テラスの各種援助制度を利用した弁護士との相談をご案内します。

※各種制度のご利用には要件があります。

Dさん

速やかに弁護士に相談することができました。被害にあうまでは、幾らかのまとまった預貯金がありましたが、この被害のために仕事を休職したり、転居費用が掛かったので、それらを差し引くと収入や資産が一定基準以下となり、相談費用は無料でした。

身の安全を確保しながら刑事手続を進める方法などを弁護士に相談することで、被害届の提出についても前向きに考えることができました。

3弁護士に依頼する

Dさん

被害届を提出したあと、弁護士と相談するうちに、相手に刑事処罰を求める気持ちが固まりました。そのため、弁護士に告訴状の作成・提出をお願いしたいです。

また、この被害により精神的な苦痛に加えて、転居せざるを得なくなったこと、職場も知られているため結局退職しなければならなくなったことへの、金銭的な損害などについても相手方に請求したいです。

法テラス職員

法テラスには、弁護士に事件を依頼するための費用に関する援助制度があります。

これらの援助制度を利用することで、弁護士にかかる費用を最初に一括で支払う必要はありません。

弁護士に依頼することをお勧めします。

※各種制度のご利用には要件があります。

Dさん

まず、告訴状の提出について弁護士に依頼しました。

また、相談の時と同様に、収入や資産が一定基準以下だったので損害賠償請求訴訟を弁護士に依頼することができました。弁護士の依頼にかかる着手金・実費を法テラスに立て替えてもらうことができました。

ストーカーに関する弁護士との法律相談や依頼の援助制度

犯罪被害者支援ダイヤル
お問合せ無料 0120-079714(なくことないよ)

※IP電話からは、03-6745-5601

平日
9:00~21:00
土曜
9時00分~17時00分(日曜祝日・年末年始休業)
日本司法支援センター本部所在地
〒164-8721中野区本町1-32-2 ハーモニータワー8階
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