犯罪の被害にあわれた方へー被害内容の利用例(殺人・傷害・暴行)

被害内容に応じた制度の利用例

殺人・傷害・暴行

以下で紹介する事例のほか、
次のような被害でお悩みの方も
同じようにご利用いただけます。

加害者から…

  • 家族が殺害された
  • 刃物で脅された
  • 物を投げつけられた
  • 熱湯をかけられた
  • 暴行されてけがを負った
  • 突き飛ばされて階段から落ちた

Eさんの事例

夫が帰宅途中に通り魔にあい、殴る・蹴るの暴行を受けて亡くなりました。

加害者の裁判が始まりますが、被害者の遺族として刑事裁判の中で意見を述べたいです。

1情報を知る

Eさん

警察からは「被害者参加制度」や「損害賠償命令制度」があると聞きました。一度の説明ではよくわからなかったので、改めて制度について詳しく知りたいです。

自分だけでは対応できない部分は、弁護士への依頼も考えていますが、当てがありません。

オペレーター
(職員)

各種法制度や刑事手続の流れについて、無料でご案内しています。また、犯罪の被害にあわれた方に犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士を紹介しています。

※犯罪被害者支援ダイヤルにお電話いただいた場合、必要に応じて、お近くの法テラスに取り次ぎます。

Eさん

この後の刑事手続きの流れや各種制度の詳しい内容を知ることができてよかったです。

また、利用できそうな制度や費用のことも整理することができました。

弁護士の知り合いなどがいなかったため、犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士を紹介してくれる制度があると知り、安心しました。

2弁護士に相談する

Eさん

この事件で家族の生活は一変し、毎日つらく苦しい思いをしていることを加害者にも知ってほしいです。

刑事裁判の中で被害者遺族としての意見を伝えることはできますか?

法テラス職員

一定の犯罪の被害者などが、裁判所の決定により、公判期日に出席し、被告人に対する質問を行うなど、刑事裁判に直接参加することができる制度があります。この制度を利用すると、刑事裁判に参加することができます。

経済的に余裕がない被害者参加人のかたも、弁護士(被害者参加弁護士)による援助を受けていただけるようにするため、裁判所が被害者参加弁護士を選定し、国がその費用を負担する制度もあります。

ぜひ一度弁護士に相談してみることをお勧めします。

※各種制度のご利用には要件があります。

Eさん

速やかに弁護士につないでもらうことができました。

弁護士に無料で相談することができました。

弁護士は同種の被害について対応した経験があり、安心して相談することができました。

3弁護士に依頼する

Eさん

刑事裁判の中で被害者遺族としての意見を伝えたいですが、精神的にも苦痛が大きく、不安です。

事前の準備や刑事裁判の対応、損害賠償の請求など、できるだけ弁護士に手続を依頼したいです。

法テラス職員

法テラスには、弁護士に事件を依頼するための費用に関する援助制度があります。

これらの援助制度を利用することで、弁護士にかかる費用を最初に一括で支払う必要はありません。

弁護士に依頼することをお勧めします。

※各種制度のご利用には要件があります。

Eさん

まず、被害者遺族としての刑事裁判への参加について、弁護士に依頼しました。

裁判に参加するのは怖かったですが、弁護士に付き添ってもらい、一人じゃないんだと心強かったです。

また、精神的な負担のことを考えて、刑事裁判の中で金銭的な賠償を求めることができる損害賠償命令の申し立てをしてもらいました。

殺人・暴行・傷害に関する弁護士との法律相談や依頼の援助制度

犯罪被害者支援ダイヤル
お問合せ無料 0120-079714(なくことないよ)

※IP電話からは、03-6745-5601

平日
9:00~21:00
土曜
9時00分~17時00分(日曜祝日・年末年始休業)
日本司法支援センター本部所在地
〒164-8721中野区本町1-32-2 ハーモニータワー8階
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