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刑務所出所者等の支援を法律問題の解決でサポート(法テラス雲仙法律事務所)

更新日:2020年9月29日

 刑務所を出所した方、刑の執行猶予の言渡しを受けた方などのうち、家族などの援助を受けることのできない方を一時的に受け入れる「更生保護施設」という施設があります。長崎県雲仙市には、全国で唯一、社会福祉法人が運営する更生保護施設があり、受け入れだけでない「地域生活の再スタートへの支援」という視点で業務に取り組まれています。法テラス雲仙法律事務所は、同じ市内ということもあり、この更生保護施設に入所する方について「再スタートへの支援」の一環として法律問題に対応することが多くあります。
ケース1 Aさんの場合
 例えば窃盗で刑務所に入っていたAさん。入所後の聴き取りで、過去の借金からホームレスになり、生きるため万引きを繰り返していたことがわかりました。そこで、私がAさんの自己破産申立を担当し、借金の問題を解決しました。以来、Aさんは、再犯をすることなく生活ができていると聞いています。
ケース2 Bさんの場合
 Bさんも窃盗を繰り返し、刑務所を出たり入ったりしていました。更生保護施設の確認で、Bさんには知的障がいがあることがわかりました。金銭管理がうまくできず、すぐにお金を使い果たす、盗む以外にどうしていいかわからない、という状況だったのです。金銭管理のサポートのため成年後見制度を利用することになり、私が保佐※1申立手続を担当して、そのままBさんの保佐人に就任しました。保佐人として入出金を管理することで、今では毎月貯金できるようになりました。
 このような事例を通じて連携を進めた結果、現在、更生保護施設の職員が入所者に何らかの法律問題があることに気づくと、すぐに当事務所に電話がくる、という流れができています。
 刑務所出所者等の支援を考えるとき、弁護士も役立てることがあります。ぜひ、声をかけていただければと思います。

※1 保佐:成年後見制度の一類型。認知症、精神上の障がい(知的障がいを含む。)等によって判断能力が著しく不十分な方を保護するための制度。

 

法テラス雲仙法律事務所
村林 尚孝 弁護士
PROFILE
むらばやし なおたか/奈良県出身。2015年弁護士登録。旅行が趣味で、法テラスに就職した理由の一つは「色々な地域に行ってみたいから」でした。今は外出が難しい状況にあるので、自宅で旅行動画を見て過ごしています。

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※掲載している所属やプロフィール情報は、令和2年9月時点のものであり、現在は異なっている場合があります。

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