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vol.57 平野レミさん

更新日:2023年9月22日

プロフィール

ひらの・れみ
“シュフ料理”をモットーにテレビ、雑誌で数々のアイデア料理を発信。講演会やエッセイを通じて、明るく元気なライフスタイルを提案。著書は50冊以上に及ぶ。

愛ある料理で家族とのつながりを。

家庭向けのアイデア料理を元気いっぱいに伝える料理愛好家、平野レミさん。年を重ねてからの暮らしや家族との絆について、お話を伺いました。

尊重し合うことが家族円満のコツ

家族の仲がいいねってよく言われるけど、実は仲良くしようなんて気持ちはないの。みんな楽しく、自分のしたいことをする。それを互いに尊重して口出ししないから、うまくいくんだと思う。うちは両親も仲が良かったし、私が勉強しないで歌ばっかり歌っていたら、ちゃんと習うように勧めてくれたりして、何も嫌なことがなかった。だから、私もこんな親になろうと思いながら子育てをしたの。あとは愛をいっぱい持って、ごはんをちゃんと作っていれば、親が何も言わなくたって平気よ。

愛のある料理が家族の絆を深める

私は料理が大好きだから、仕事も子育てもしながら3食作ってた。料理って、口からも鼻からも目からも耳からも幸せが感じられて、しかも食べられるでしょ。こんなに楽しいことはないじゃない? うちは次男も子どものお弁当を作ってるの。それで子どもとの関係もいいんじゃないかな。お嫁さんたちも、特に教えたわけではないのに、私のレシピ「牛トマ」をアレンジして作ってるの。味の土台は私のベロと同じだからおいしいのよ。愛を持って、おいしく作ろうという気持ちがあれば、料理は自然においしくなると思うの。 料理は万人を幸せにするものだから、みんなやった方がいいと思うのよね。最近は健康のことを考えて、栄養を意識したり、たくさん歩くようにしたりしてる。散歩も毎日の楽しみね。でも、あんなことやこんなことしちゃいけないとか、こだわりは何もなくて。嫌いな人とはつきあわず、明るく楽しく、おいしいものを食べる。あとは運動でパーッと発散。元気を保つように備えながら、楽に生きる、それが一番よ。

元気なうちに知ることが大事!

これまでの人生を振り返ると、好きなことだけをやってきたなと思って。でも、年を重ねてからの暮らしをどうしようとか、今は考えてないの。「成年後見制度」についてもよく知らなくて、今日は勉強させてもらいに来た感じよ。

──成年後見制度は、自分で契約などの意味を理解して判断することが難しい状態になったときに、裁判所から認められた親戚や周囲の人が、ご本人の思いをふまえて、契約の代理や取消をしたり、お金の管理をしたりする制度のことです。 

そうなのね。そういうときに、周りに親戚や優しい人がいなかったら、どうしたら良いかなと思っちゃうわね。

──身近に支える方がいない場合、法律や社会福祉の専門家、地域の社会福祉法人などが、その役割を担うこともあります。 

そういうことを、元気なうちに知っておかないとダメよね。知ってたら家庭でも話がしやすくなって、認知症になったらよろしく頼むと、希望を伝えることもできるし。でも家族だと、逆にお金の管理など、もめやすいじゃない? とは言っても、家族じゃなくても悪いことを考える人はいると思うのよね。だから、後見人にちゃんと目を光らす人も必要ね。お金のこともそうだし、本人が大事にしていたことだって無視しちゃいけないと思う。もし私だったら、認知症になっても料理を続けたいわ。

わからないことは「法テラス」に相談

成年後見制度は、高齢者を狙う悪い人から守ってもらうためにも利用したほうがいいと思う。高齢者は増えるのに、こういう制度があると知らない人も多いから、ガンガン広報してほしいわね。「成年後見制度」とか「任意後見制度」とか、言葉が難しいでしょ。もっとわかりやすい説明がないと、入り口が閉ざされてもったいないわよね。 活字を読むのも大変だし、動画で紹介してくれたら気軽に見られるのに。

──実は「法テラス」のYou Tubeに動画があるんです! 

それはいいわね! でもまず、「法テラス」を知らない人が多いじゃない。「困ったことがあればすぐ法テラスへ」って、もっとアピールしてほしいわ。例えば、私が「成年後見制度」について知りたいと思ったとき、法テラスに相談してもいいのよね。そういう場所があるって、みんな知りたいと思うのよ。成年後見制度も、法テラスも、もっととっつきやすくなって、みんなが使えるようになるといいわよね。

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